フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)ガス分析用
多機能スペクトルシミュレータ
フーリエ変換赤外分光光 (FT-IR) を用いた吸収分光により得られたFT-IRスペクトルを、高分解能のガス分子吸収線データベース (HITRAN) を用いて理論的に再現することで、ガス種の濃度 (数密度) を算出します
購入・サンプル解析申込フォームはこちら
採用した独自アルゴリズムの最大の特徴は、
濃度組成を自動演算:クリック操作のみで、ひとつのFT-IRスペクトルから複数のガス種濃度に変換
100種以上のガス種:HITRANデータベースに掲載されている、ユーザー指定の随意のガス種を分析可能
装置・計測の固有条件をシミュレート:様々なFT-IR機器・メーカに対応 既存FT-IR装置の転用が可能
これにより、
校正不要なガス濃度計測 を実現
標準ガスおよびその稀釈および排気処理設備を持たない事業所もガス分析が可能
標準ガスが入手困難なガス種も定量可能
低コストガス分析と分析結果の透明性の確保 を実現
標準ガスを用いた校正作業にかかる金銭的・時間的コストを大幅にカット
分析技術者の作業時間の大幅削減
分析条件のログ管理が容易
パソコンがあればどこでも分析可能
HITRANデータベースから任意の組み合わせで選択いただけます
55種のLine-by-Lineデータ
※任意の温度・圧力条件に対応可能
100種以上の断面積データ
※アルコール類や炭化水素類等も有り
ガスセルの光路長により、計測に適した濃度範囲が異なります
飽和濃度以上での利用に関する技術情報なども順次公開予定です
ソフトウェアご購入時に、選択いただいた16種を集録したライブラリとして提供されます。
ガス種追加のオプションもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
高分解能のFT-IRスペクトルを用いると、ガス種の同定・定量性だけでなく、混合ガスの分離計測性能も向上します
0.5 cm-1より高い分解能での計測を推奨しております
一般に濃度差が顕著な場合は、分離能力は低下する傾向があります
当社では、FT-IRを用いたガス分析に関するコンサルティングも実施しております。これから検討される方や現有装置でお困りの方は、こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。
その他環境での動作に関しては、お問い合わせください。